ブリリンタ錠60mg(60mg1錠)の薬価
ブリリンタ錠60mgはアストラゼネカが製造販売するチカグレロルを有効成分とする内服薬(先発品)です。2026年4月改定時点の薬価は77.1円です。
添付文書情報(出典:PMDA)
効能・効果
経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される急性冠症候群(不安定狭 心症、非ST上昇心筋梗塞、ST上昇心筋梗塞)(ただし、アスピリンを 含む抗血小板剤2剤併用療法が適切である場合で、かつ、アスピリ ンと併用する他の抗血小板剤の投与が困難な場合に限る) 〈ブリリンタ錠60mg〉 以下のリスク因子を1つ以上有する陳旧性心筋梗塞のうち、アテ ローム血栓症の発現リスクが特に高い場合 65歳以上、薬物療法を必要とする糖尿病、2回以上の心筋梗塞の 既往、血管造影で確認された多枝病変を有する冠動脈疾患、又は 末期でない慢性の腎機能障害 効能又は効果に関連する注意 5. 〈急性冠症候群(不安定狭心症、非ST上昇心筋梗塞、ST上昇心筋梗 塞)〉 5.1 アスピリンと併用すべき本剤以外のP2Y12受容体拮抗薬等の抗 血小板剤の投与が副作用の発現等により困難な場合に、本剤の使 用を考慮すること。 5.2 本剤の使用に際しては、「17. 臨床成績」及び「11. 副作用」の項 の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で投 与すること。 5.3 経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用予定の急性冠症候群患者への 投与は可能である。
用法・用量
通常、成人には、チカグレロルとして初回用量を180mg、2回目以 降の維持用量を90mgとして、1日2回経口投与する。 〈陳旧性心筋梗塞〉 通常、成人には、チカグレロルとして1回60mgを1日2回経口投与 する。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常 が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこ と。
相互作用
チカグレロル及びその主代謝物であるAR-C124910XXはシトク ロムP450 3A(CYP3A)分子種の基質かつ弱い阻害剤でもある (in vivo )。またP-糖蛋白質の基質であり、阻害剤でもある。 チカグレロルは乳癌耐性蛋白(BCRP)の阻害剤である。 10.1 併用禁忌(併用しないこと) 薬剤名等
高齢者への投与
出血の危険性が高い。 アジア共同第III相試験において、75 歳を超える高齢者で出血の 発現率が高くなる傾向が認められた。 * * 強いCYP3A阻害剤 イトラコナゾール(イトリゾール) ボリコナゾール(ブイフェンド) ク ラ リ ス ロ マ イ シ ン( ク ラ リ シッド) リトナビル(ノービア等) コビシスタットを含む薬剤(ス タリビルド等) エンシトレルビルフマル酸(ゾ コーバ) セリチニブ(ジカディア) [2.5、16.7.1参照] 強いCYP3A誘導剤 リファンピシン(リファジン) リファブチン(ミコブティン) カルバマゼピン(テグレトール) フ ェ ノ バ ル ビ タ ー ル( フ ェ ノ バール等) フェニトイン(アレビアチン等) セ イ ヨ ウ オ ト ギ リ ソ ウ( S t . John's Wort、セント・ジョー ンズ・ワート)含有食品 本剤の血小板凝集抑 制作用が増強するお それがある。 本剤の有効性が減弱 するおそれがある。 C Y P 3 A を 強 く 阻害することに よ り 、本 剤 の 代 謝 が 阻 害 さ れ 、 本剤の血漿中濃 度が著しく上昇 するおそれがあ る。
※ 本情報はPMDA添付文書に基づきます。必ず最新の添付文書・処方医にご確認ください。